マヨラーだったあの頃
マヨネーズ入り卵かけご飯は僕には合わなかったようだ。
この事を友達に報告すると、
「マヨネーズが多すぎじゃないか」とのこと。
マヨラーにも加減があるのですね。

「納豆にマヨネーズ入れても美味いんで。」
彼はそう言った。
な・・・なんだって!?


僕も小学校の頃、やってました。


僕もマヨラーの血を引いているということなのか。
中学くらいからマヨネーズを入れなくなったが、恐らく思春期のせいだろう。
ナイフみたいに尖ってて、さわるものみな傷つけていたっけな。嘘だけど。

若かったあの頃を思い出して、
マヨネーズ入り納豆ご飯」を作ってみようではありませんか。



さぁ、はりきって作ってみましょう。


〜材料〜
アツアツのご飯・・・一膳
納豆・・・1パック
醤油・・・少々
マヨネーズ・・・お好み
(僕は納豆にネギを大量に入れるのが好みなのだが、今回は無しという英断を下した)



背後に忍び寄るマヨネーズ。










@納豆パックを開ける


いくぞ、ドンキで買った安い納豆










A付属の“たれ”とカラシを入れ、納豆をかき混ぜる


この時点で十分美味そうだ。










B醤油をかける


“たれ”だけでは物足りないので醤油を追加。










C更にかき混ぜる


このままご飯に乗せるのを我慢して・・・。










Dマヨネーズを入れる


マヨネーズやケチャップで図形を描くのって、なんか楽しい。










E更にかきまぜる


白い納豆、まさに奇怪










Fご飯にかけて、いただきます


和食にマヨネーズ入れると、美観を損なうということが判明した。










Gもぐもぐ

(写真を取れなかったので、感想をお楽しみください。)

「おお!あの時の味だ!!」
「マヨネーズ入れると、とりあえず濃厚な味わいになるんだな」
「でも・・・やっぱマヨネーズ味の納豆手のは無いよなぁ〜」
「コレを小学生の時は喜んで食べていたんだなぁ」
「大人になるにつれて味覚が変わっていったのかなぁ」
「不味くはないよ、不味くはないけどさ・・・」
マヨネーズ無しの納豆を食いてぇ!










Hごちそうさまでした


さらば、若草薫る少年の日々よ。





正直、
マヨネーズ入っていないほうが美味しかった
やっぱり僕はマヨラーじゃなったよ、S君。
シンプルな納豆ご飯が僕には合っているよ。

コレにネギを入れていたらどうなっていたんだろう。
僕がかつて食べていたマヨネーズ納豆にはネギを入れなかった。
当時を完全再現!ってか。

大人になるにつれて、味覚も変わってゆくという。
子供の頃食べられなかったモノも、いつも間にか食べられるようになる。
逆に子供の頃好んで食べていたものを、いつの間にか食べなくなる。
僕は子供の頃、納豆は嫌いとまでいかないが、そんなに好きでもなかった(でも給食の納豆は非常に美味しかった記憶がある)。
納豆を食べるようになったのは大学生になってから。それまで納豆を食べる習慣がなかった。
小学生の時期となると、ほとんど納豆を食べていなかった。食べるとしたらマヨネーズ入りだった。
もしかしたら、納豆独特の味をマヨネーズで中和することで、納豆を食べやすくしていたのではないだろうか。
苦手な食べ物も、マヨネーズをかければ食べられる。僕もマヨラーだった時期があったんだな。
マヨネーズの「味を無理矢理方向転換させる力」を感じた。


マヨネーズ・・・、侮れないヤツだ。