カレーの国からにんにく参上
実家からお米が届いた。
いつも米以外の食料を送ってくれる。ありがたいことだ。
缶詰やレトルト食品が多い。即戦力を送ってくれるとは、流石です司令。
さんまの蒲焼、いわしの煮付け、親子丼・・・お、カレーかぁ。

・・・ん?



んんん?
にんにくカリー?
“免許皆伝 無国籍料理 宗家にんにくや”・・・そんなんあんのか?
辛さメーターの上に「にんにく度」が・・・!
これはまさしく「珍食」ではなかろうか!?

       

裏面。
にんにくや宗家の家元と長男のお姿を拝むことができる。
邪神に魂を売って、にんにくに炎を宿らせる力を得たのだろうか。凄まじい姿だ。
子供は長男しか載っていないが、兄弟はいるのだろうか?やはり長男が後を継ぐのか、同じ長男として同情する。
やはり宗家にんにく流(勝手に命名)は一子相伝なのだろうか・・・あたたたたたたたたたたたたたたたたぁ!!

家元の言葉が載っているので引用してみよう。

にんにく食べとるか?!
当店自慢のにんにくカリーを食せば瞬く間に、ほとばしる汗!
みなぎるチカラ!のオンパレードじゃ!さぁ、心してくらうが
よい!これぞにんにくやのにんにくカリー中辛じゃ!

・・・。素晴らしい御言葉、ありがとうございました。

突っ込み所の多いレトルトカレーだ。
こんなアホコンセプトを推し進めた会社はどこだぁ!



・・・な、な、なんだとぉ!
アサムラサキ・・・、アサムラサキが発売してんのかぁ!

説明しよう!
アサムラサキとは、ヒロシマの企業であり、基本的にヒロシマ近辺でしか商品を見かけないのだ!!
ちなみに管理人はアサムラサキと同じ福山出身である。
                                                      アサムラサキHP

アサムラサキって「かき(牡蠣)醤油」をはじめとした醤油メーカーなんだけど、カレーに手を出したかぁ。ヤっちゃったね。
まだまだあるぞ!にんにくやシリーズって・・・。もういいです。

それでは食してみよう。
レトルトカレーなので湯に浸せばいいだろう。
レトルトパウチにも調理法が載っていた。



く、く、食らい方!?
ライスにかけて食らうとよいぞ・・・!?

あ、ありがとうございます家元!
早速熱湯の中に投入させていただきます!
5分間待たせていただきます!
封を切り、ライスにかけさせていただきます!
食らわせていただきます!!



・・・。
具がねぇ!
肉どこだぁ!人参どこだぁ!
あ。
こ、こ、これは・・・。



ニンニク発見。
ダイレクトに入っている。まるまる無傷のにんにく。しかも二個あった。
家元様・・・ありが・・・と・・・う。

いただきます。



!!
!!!

お、おいしくない・・・!
なんか、すっぱい・・・?
賞味期限を確認したがまた一年以上猶予はある。腐ってはないようだ。
しかし、おいしくない。
こんなビミョウなカレー食ったの久しぶりだ。
やはりアサムラサキは醤油メーカーだと実感。

こんなカレーを作ったアサムラサキも凄いが、
こんなカレーを送ってきた両親も凄い。
ナイスなセンスをしている。ネタ振りだったのか?

地元限定の食品はイロモノが多いというが、本当だったようだ。
イロモノ食品に負けるな、珍食部隊!