本を見ることで容易にその国の文化を感じることができるからだ。 書物は文化の結晶である。 んっん〜、名言だなこれは。 さっき思いついたんだけど。 僕はタイ語を全く理解できない。「はい、いいえ」すら分からない。 だから普通の本を買っても理解できそうにないので、漫画を買ってみた。 漫画ならすこしは分かるかもしれない。 買った漫画はこれだ!
なんでこんな(素晴らしい)漫画がタイ語化だれてるんだよ!? ちなみに値段は40バーツ(背表紙参照・写真右下)。日本円で約130円だ。 日本の漫画より遥かに安いことが分かる。 しかし、紙の質が悪い。要するにちゃちぃ。 海賊版?その可能性は低い。 出版社は「SIAM INTER COMICS」とある。 恐らく集英社か作者のどちらかから権利を獲得しているのだろう。 ちゃんと集英社の名前も確認した。
男塾を知らない無礼な輩に説明すると、 この漫画は軍国主義バリバリの右翼臭がプンプンする傑作漫画である。 某国で発売したら速攻で発禁間違い無しの逸品だ。 タイにも少なからず旧日本軍の影響があったと思うんだけど、そこは大丈夫。 だってタイは「微笑みの国」なのだから!
タイ語が理解できないので絵だけで判断するしかないが、日本版そのままのようだ。 タイ人に日本男児の真髄を伝えるのがこの漫画の使命だと感じた。
本屋(厳密には漫画屋)には1巻以降も売られていた。 34巻全てを持っているタイ人は何人いるのだろうか。 しかし、この本を通じて少しでもタイに男塾魂が伝われば幸いである。
男塾以外にも沢山の日本漫画があった。有名な作品なら大抵は揃っているのではないだろうか。 漫画だけでなく、あらゆる面で日本の文化が浸透しているように感じた。普通にPSPとか遊戯王カード売ってるし。 ここで「タイの漫画は無いのか?」という疑問が出てくるだろう。 ちゃんと見つけてきましたよ〜。 後半へ続く |
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